一般社団法人ペアチル(非営利型)

代表理事 南翔伍 様
 
事業内容 コミュニティ形成アプリ事業、相談窓口事業 等
 

事業内容と課題感

―月の契約件数を意識せずに使える電子契約サービスを探していた

当社では、ひとり親が直面する多様な課題に対応するため、主に2つの事業を展開しています。
ひとつ目は、似た境遇のひとり親同士をつなぐトークアプリの運営です。このアプリは、ひとり親の「孤独」の解消に焦点を当て、多様な背景に配慮したマッチング機能が特徴です。現在、47都道府県で利用され、累計トーク数6万通を超えています。
ふたつ目は、ひとり親向けの情報交換掲示板サービスです。短時間で複数の人から情報を集められ、AIからもコメントをもらえる機能を備えることで、より効率的な情報収集のニーズに応えるサービスを提供しています。
事業を作るなかで、ライターとの業務委託契約やスポンサー、ボランティアなどとの契約が発生します。これまでは、他社の電子契約サービスを利用していましたが、他社にはCoffeeSignのようなNPO向けのプランはなく、無料プランでは月3件までの利用制限がありました。そのため契約数が3件を超える月は、複数のアカウントを作成して使い回すという手間のかかる方法を取らざるを得ない状況でした。
各アカウントでの契約数の管理が非常に煩雑で、業務の効率を下げていました。一方で、まだ契約まわりにコストをかけるほどの余裕はなく、より良いサービスを探していました。

導入のきっかけと決め手

―月20件までの無料送信とシンプルな操作性に惹かれて

PR TIMESでCoffeeSignのNPOプログラムに関する記事を目にしたことが、導入のきっかけです。月20件まで無料で利用できる「NPO支援プログラム」があることが、導入の決め手となりました。
他社の電子契約サービスを利用している際には、メッセージアプリや口頭でのやり取りを経て契約段階へ入った際に、利用制限に達していて契約書を送れないという事態が発生することがありました。
CoffeeSignを導入してからは、月20件まで無料で利用できる点に、大きなメリットを感じています。他社と比べて機能面でも大きな優位性があります。PDFの契約書をアップロードし、送信先を設定するだけのシンプルな操作により契約の締結が完了するためミスも減り、スムーズに契約締結ができるようになりました。

効果の実感と今後

―契約業務へのストレスや育成コストが減り、コア業務に集中できる

CoffeeSignを導入してからは、月の利用件数を意識せずに契約業務を進められるようになりました。契約に関するストレスが減ったことで、本来の事業活動により集中できるようになったと感じています。
また、弊社のような非営利団体ではITツールに詳しい人材が少ないという課題もありましたが、CoffeeSignは入力項目が少なく操作が簡単なので、スタッフの育成コストの削減にもつながっています。シンプルなUIにこだわって設計された管理画面は大変使いやすいので、ITスキルに関わらず、どなたでも簡単に使いこなせるんじゃないかと思っています。
今後は、組織として、月20件の上限いっぱいまで契約を取り交わせるよう成長していきたいですね。